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日本肝臓学会とは

事業目的

一般社団法人日本肝臓学会は、肝臓学に関する研究の発表・連絡、知識の交換等を行うことにより、肝臓学に関する研究の進歩、普及を図り、わが国における学術の発展に寄与することを目的としています。

主な事業

一般社団法人日本肝臓学会の主な事業は、次のとおりです。
(1) 学術集会の開催,学術誌・学術図書の発行,研究の奨励、研究業績の表彰等による
   肝臓学に関する研究及び調査等の推進。
(2) 肝臓学に関する生涯学習の推進と肝臓専門医の育成による国民の健康増進への寄与。
(3) 関連学術団体等との連絡及び協力による肝疾患の診断・治療に関する助言。
(4) 国民および医療従事者への肝疾患の診断・治療に関する普及。
(5) その他、この法人の目的を達成するために必要な事業。

概史

一般社団法人日本肝臓学会は、昭和34年(1959)4月8日、国際肝臓研究会日本支部として設立され、9月20日に第1回の総会を開催して、会長に田坂定孝先生(東京大学医学部)を選出し、理事3名、評議員33名、監査2名をもって発足しました。

昭和40年(1965)開催の総会において、国際肝臓研究会日本支部を発展的に改組して、日本肝臓学会の設立が承認され、第1回日本肝臓学会総会が行われました。翌年の9月には、総会のほか東部会、西部会の2つの地方会が設置されました。

昭和43年(1968)7月には、日本医学会の分科会として加入が承認され、11月からは雑誌『肝臓』を隔月に発行することにしました。その後昭和45年(1970)1月からは、現行のように月刊となりました。

昭和46年(1971)10月には、学会の事務所を東京大学医学部附属病院から東京都文京区駒込の東洋文庫内に移し、昭和56年(1981)8月には東京都文京区本郷4-1-1菊花ビルに移転しました。さらに会員の増加と学会活動の多様化に対応して、昭和63年(1988)12月には現在の東京都文京区本郷3-28-10柏屋2ビルに移転しました。

昭和61年(1986)8月1日に社団法人として設立が認可され、平成25年4月1日には、一般社団法人に移行しました。

昭和62年(1987)からは研究奨励賞の制度を設けて、若手研究者の育成に務め、年間10名を選考することとなり、現在も引き続き行われております。また、平成8年(1996)から、本学会名誉会長織田敏次先生の本学会に対する貢献を讃え、日本肝臓学会賞として「織田賞」を設け、肝臓学に関する国内の優れた研究者、研究グループを対象として選考のうえ、総会において顕彰し、併せて受賞記念講演を行っております。

平成元年(1989)から、認定医制度 (現専門医制度) を発足させ、現在、認定施設386か所、認定施設における指導医880名、専門医5321名の先生方が医療の第一線で活躍されております。平成4年(1992)6月から、英文機関誌『International Hepatology communication』を発行してきましたが、平成9年から、従来の短報、速報に加えて原著論文、症例報告を掲載することにし、名称を『Hepatology Research』と改めました。その結果、外国人投稿者も増え、購読者も増加しました。

平成7年(1995)には、本学会がDDW-Japanに正式に参加することを決定し、学術集会を総会、大会は毎年1回、支部会は東・西で交互に隔年開催することとなり、活発に研究成果の報告、ディスカッションが行われております。

平成8年(1996)からは、ウイルス肝炎研究財団が主催する「肝臓週間」に参画し、平成24年からは世界肝炎デーにも参画しております。毎年5か所の地域において本学会主催の市民公開講座を開催し、また、これとは別に都道府県50か所で肝炎・肝がん治療の普及及び肝癌撲滅の啓発活動を行っております。

平成10年(1998)には、本学会が初めて主催してアジア及び東南アジア諸国の肝疾患を専門とする医師との交流を通じ、アジア全体における肝硬変・肝炎の診断・治療の向上に努めることを目的として国際肝硬変・肝癌セミナーを開催し、これを発展させSingle Topic Conferenceとして継続しております。

以上のように日本肝臓学会は、すでに50年余の歴史をもち、当初1000人満たなかった会員も、現在は約10000人を擁する組織となっております。