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理事長挨拶

一般社団法人 日本肝臓学会理事長 小池和彦

 

 

 

 一般社団法人日本肝臓学会は、去る2014年5月末、第50回総会を盛会のうちに開催致しました。総会前日に挙行されました日本肝臓学会50周年記念式典には、秋篠宮同妃両殿下のご臨席を賜り、厳か、かつ和やかな雰囲気の中、格調高い式典を無事に執り行うことができました。ご参列いただきました米国、欧州、アジア太平洋地域の肝臓学会の代表者、医学会、医師会、厚生労働省の皆様、肝臓学の会員および名誉会員の皆様方に、この場を借りて篤く御礼を申し上げます。

 これまでの半世紀の間、肝臓学会では、多くの先輩の皆様や会員の皆様の不断のご努力により、肝臓病の成因解明と治療法の開発に継続して取り組んで参りました。その成果として、50年前には手をこまねいて見守るばかりであった肝臓病が、多く治せる時代になっております。この間の劇的な進歩には、目を見張る思いが致します。

 肝炎ウイルスに感染している多くの国民がおられることにも憂慮し、市民公開講座などにて積極的に啓発活動を展開するとともに、ウイルス肝炎に関する国の医療政策に対しても大きな貢献ができたと考えております。しかし、現在、B型肝炎やC型肝炎以外にも、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)など、新たな肝臓病が問題となってきており、大勢の国民が苦しんでおられます。日本肝臓学会は、若い会員の力を生かして、これらの問題に更に取り組んでいくつもりでございます。

 日本肝臓学会は、1986年には社団法人として認可され、2013年には一般社団法人への移行を完了し、肝臓学に関する研究の進歩、普及を図り、わが国における学術の発展に貢献して参りました。本学会は今年、50周年を迎えましたが、わが国における肝臓学の更なる発展のために、これからの半世紀に向けて、より幅広く深い貢献を続けていく所存でございます。

 会員及び市民の皆様には、より一層のご助力を賜わります様、よろしくお願い申し上げます。