肝癌診療ガイドライン

 

第4章:化学療法

はじめに

肝細胞癌に対する化学療法に関する論文は,他の悪性腫瘍に対する化学療法のように多数の症例を検討した無作為試験といったエビデンスレベルの高いものはほとんどない。また,さまざまな化学療法が報告されているが,そのほとんどが対照群を伴わないphaseT/U相当の前向き研究や後ろ向き研究である。進行肝細胞癌に対する治療として化学療法はいまだ確立されておらず,標準的なものはない。この項でのガイドラインはあくまでもエビデンスをまとめたものと考えていただきたい。

また,保険診療で肝癌が適応疾患として認められている抗癌剤は,以下の薬剤であり,このガイドラインにある他の抗癌剤は現在保険適応がない。

アルキル化剤(マスタード類) シクロホスファミド
代謝拮抗薬(ピリミジン系) フルオロウラシル(5-FU),テガフール・ウラシル配合剤(UFT),シタラビン
抗生物質(アントラサイクリン系) ドキソルビシン,エピルビシン,ミトキサントロン
抗生物質(その他) マイトマイシンC
白金製剤 シスプラチン*

*動注製剤(100 mg)のみ2004年7月発売

文献の選択

英語文献として,MEDLINEをデータベースとして,1982〜2002年10月第3週までを検索対象期間とし,研究デザインがGuideline,Systematic Review,Meta-Analysis,Randomized Controlled Trial(RCT),Controlled Clinical Trial(CCT),Clinical Trial,Multi-Center Study,Cohort Study,Case-Control Study,Case Seriesを対象に,「Hepatocellular carcinoma」,「Chemotherapy」をキーワードに検索した855件についてAbstractを評価した。

日本語文献については,医学中央雑誌をデータベースとして,「肝細胞癌」,「化学療法」などをキーワードとして検索した2,103件について抄録を評価した。

原則として英語文献を採択し,評価は,論文形式,症例数,研究デザインを基に選択した。また塞栓を含む治療,手術前後の化学療法,開発中の薬剤や使用されなくなった薬剤を用いたものは除外した。抗腫瘍効果判定があいまいなものも除外した。

 

yajurushi第4章前文へ | ページトップへyajirushi | RQ:37へyajirushi

 

第4章:化学療法

Research Question. 36

肝細胞癌化学療法はどのような症例に行われるか?

推奨

化学療法の適応について科学的根拠がある推奨はない。

(グレードC1)

【サイエンティフィックステートメント】

化学療法の適応そのものを検討した論文はなかったため,肝細胞癌に対する化学療法を検討した論文の中の対象症例選択について検討した。

肝細胞癌に対する化学療法は,手術,TAE,経皮的治療など既存の治療にて効果が期待できない症例を対象に行われていた。肝細胞癌の進行度に関しては明確な記載がなく,報告により一定でなかった。

全身化学療法の効果因子を検討した報告で,performance status 2〜3,腹水あり,腫瘍の肝占有率50%以上,門脈本幹腫瘍塞栓,血清ビリルビン値2.0 mg/dl以上に該当する症例では奏効例がないため,高度進行肝細胞癌,高度肝機能低下例では全身化学療法は推奨されないと結論していた(LF02440 1)Level 4)。

遠隔転移を伴う進行肝細胞癌に関しては,一部の論文で遠隔転移のある症例を含めた検討をしていた(LF02089 2)Level 1bLF07142 3)Level 1a)が,遠隔転移症例のみを対象にした論文はなかった。また遠隔転移症例を適応外とする科学的根拠もなかった。

【解 説】

化学療法の適応そのものに関して論じた論文はなかったため,科学的根拠がある推奨はなかった。今回,化学療法の適応についてそれぞれの論文の症例選択を参考にまとめた。

ほとんどの対象症例が,既存の治療法である肝切除,局所療法,塞栓療法の適応外またはそれらで治療困難な症例を対象としていた。対象の選択基準は,使用する薬剤により,白血球数(好中球数),血小板数,performance status,腎機能(血清クレアチニン値),肝機能(血清ビリルビン値,アミノトランスフェラーゼ),心機能(心筋梗塞の既往など)などにそれぞれ基準を設けていた。

【参考文献】

 

yajurushiRQ:36へ | ページトップへyajirushi | RQ:38へyajirushi

 

第4章:化学療法

Research Question. 37

全身化学療法に比べて肝動注化学療法は有用か?

推奨

全身化学療法に比較し肝動注化学療法は有用という十分な科学的根拠がない。

(グレードC1)

【サイエンティフィックステートメント】

肝動注化学療法と全身化学療法による肝細胞癌への薬剤の集積についてシスプラチン(CDDP)を用いた比較では,肝動注化学療法でより薬剤が腫瘍に集積した(LF01885 1)Level 4)。ドキソルビシンによる肝動注化学療法と全身化学療法を比較したRCTでは,抗腫瘍効果(奏効率)は肝動注化学療法が優れていた(60% vs. 44.1%)が,生存期間は両群に統計学的有意差を認めなかった(LF02215 2)Level 1b)。皮下埋め込み型動注ポートを用いた肝動注化学療法は,入院期間,費用,QOLの面で優れていた(LF02419 3)Level 2aLF02653 4)Level 4)。

【解説】

肝動注化学療法は,その手技の特殊性はあるものの,高濃度の抗癌剤を肝細胞癌に直接投与することが可能であり,また全身の抗癌剤の濃度も低く抑えられ,全身への副作用の頻度は低くなるものと考えられている。

肝細胞癌化学療法の投与法として,全身化学療法と肝動注化学療法を比較したRCTが1件だけあったが,動注化学療法が有用であるという結論には至っていなかった。また,それぞれ化学療法を施行している論文の奏効率についても比較した。症例数や対象症例選択などの違いはあるものの,全身化学療法の奏効率は0〜39%,肝動注化学療法の奏効率は8〜77%の報告であり,肝動注化学療法が高い傾向がある(表1参照)。これらの奏効率と1件のRCTでの奏効率の差と入院期間,費用,QOLの面でも優れているという報告より,肝動注化学療法がより有用であると判断した。しかし,RCTがあるものの1件のみで,各群35例程度の症例数であること,生存期間でも有意差はみられず,肝動注の有用性の結論は出てないため,この推奨の強さをグレードC1とした。

副作用の点で肝動注化学療法は,全身化学療法に比較して肝機能への影響やカテーテル合併症などが起こると考えられるが,副作用について比較検討した論文はなかった。

【参考文献】

 

yajurushiRQ:37へ | ページトップへyajirushi | RQ:39へyajirushi

 

第4章:化学療法

Research Question. 38

化学療法で有効な薬剤は何か?

推奨

肝細胞癌化学療法に科学的根拠に基づいて推奨される有効な薬剤やその組合せはない。

(グレードC1)

【サイエンティフィックステートメント】

さまざまな薬剤が単剤または多剤併用で用いられていた。論文の多くは,少数例を対象としたパイロット的検討であり,有効とされる薬剤,またその組合せについては研究段階であった。そのためそれぞれの論文での奏効率を比較したところ,単剤での奏効率は全身投与5〜28%,肝動注8〜60%であった。また,多剤併用での奏効率は全身投与11.8〜39%,肝動注で33〜77%の報告があった(表1参照1)─34))。

【解説】

奏効率が50%を超える報告もあるが,いずれも少数例を対象としたエビデンスレベル4の対照を伴わない研究であったため,推奨する薬剤またはその組合せはないと判断した。

使用されている薬剤として,以前はドキソルビシンが中心に用いられ,近年5-FU,シスプラチンが中心となって用いられるようになってきた。また最近ではイリノテカン,ゲムシタビン,パクリタキセルなどの新しい抗癌剤も検討されているが効果は低かった。少数例のphase I / IIに相当する報告がほとんどであるが,単剤よりも多剤で用いられる方が奏効率は高い傾向があった。最近の報告では,低用量シスプラチンと5-FUを組み合わせた方法やインターフェロンを併用した化学療法が比較的よい奏効率を示していた(表1 1)─34),表2参照35)─40))。

【参考文献】

 

yajurushiRQ:38へ | ページトップへyajirushi | RQ:40へyajirushi

 

第4章:化学療法

Research Question. 39

インターフェロン併用化学療法は有用か?

推奨

インターフェロン併用化学療法は有用と考えられ,行うことを考慮してもよいが,十分な科学的根拠がない。

(グレードC1)

【サイエンティフィックステートメント】

シスプラチン肝動注とインターフェロン-α全身投与の併用療法は,門脈本幹腫瘍塞栓または遠隔転移のある肝細胞癌に対し,シスプラチン単独肝動注とのRCTにて有用と証明された(奏効率33% vs. 14%,p<0.05)(LF02089 1)Level 1b)。インターフェロン併用シスプラチン全身投与では奏効率13.3%,生存期間の延長もみられた(LF02516 2)Level 3)。

【解説】

インターフェロン併用の有無を比較したRCTは1件だけであった。その報告ではインターフェロン併用肝動注化学療法は有用と結論している。またインターフェロン併用化学療法を施行した論文の奏効率は全身投与10〜18%,肝動注33〜73%であり,肝動注化学療法に併用することによって,より効果がある傾向であった(表2参照)。RCTがあり,有用と結論しているので推奨の強さはグレードAとなるところであるが,1件だけの報告であり,検討症例数が各群20例程度であるため,推奨の強さのグレードはC1とした。

【参考文献】

 

yajurushiRQ:39へ | ページトップへyajirushi | RQ:41へyajirushi

 

第4章:化学療法

Resaerch Question. 40

経口化学療法は効果があるのか?

推奨

経口化学療法はあまり効果がなく,有効であるという科学的根拠がないので勧められない。

(グレードC2)

【サイエンティフィックステートメント】

経口抗癌剤として5-FUとその誘導体が用いられることが多く,その奏効率は0〜17%であった(LF01965 1)Level 4LF02268 2)Level 4LF02452 3)Level 4LF02640 5)Level 4LF06223 6)Level 1bLF02157 7)Level 4)。ホルモン療法と経口抗癌剤との併用により24.2%の奏効率を示した(LF02470 4)Level 4)。経口抗癌剤としてさまざまな薬剤が使用されており,いずれも副作用は軽度で耐容性があるものの,奏効率も低く予後改善効果もみられなかった。

【解説】

いずれの報告も10〜45例と少数例のエビデンスレベル4の報告であり,奏効を示さなかった論文が3件あった。奏効率も低く予後改善効果もみられないが,治療を否定できるエビデンスレベルの高い論文はなかったため,推奨の強さのグレードはC2と判断した。

【参考文献】

 

yajurushiRQ:40へ | ページトップへyajirushi | RQ:42へyajirushi

 

第4章:化学療法

Reserach Question. 41

ホルモン療法は有効か?

推奨

進行肝細胞癌に対してホルモン療法は無効であり,行わないよう勧められる。

(グレード D)

【サイエンティフィックステートメント】

二重盲RCTにてタモキシフェンは抗腫瘍効果や生存期間延長を示さなかった(LF01616 1)Level 1b)。タモキシフェンは進行例,治癒的局所治療例のいずれの症例の生命予後も改善しない(LF01888 2)Level 1b)。RCTでタモキシフェンは進行肝細胞癌合併肝硬変患者の予後を改善しなかった(LF02321 3)Level 1b)。抗アンドロゲン療法は効果がない(LF02322 4)Level 1b)。タモキシフェンは肝細胞癌患者の生存期間延長に有用でない(LF02344 5)Level 1b)。高用量タモキシフェンによるRCTでは生存期間の延長はなく,死亡率が増加し,QOLの改善も認めなかった(LF07143 6)Level 1a)。

【解説】

ホルモン療法については大規模RCTが行われており,効果がないという十分なエビデンスがあると判断し,推奨の強さのグレードはDとした。

【参考文献】

 

yajurushiRQ:41へ | ページトップへyajirushi | RQ:43へyajirushi

 

第4章:化学療法

Reserach Question. 42

インターフェロン単独療法は有用か?

推奨

肝細胞癌治療にインターフェロン単独療法は有用ではないため,行わないように勧められる。

(グレード D)

【サイエンティフィックステートメント】

進行肝細胞癌患者に対するインターフェロン単独治療は,300万単位でも副作用が多く認められ,約50%の症例が治療を中断し,奏効率も6.6%と低かった(LF01311 1)Level 1b)。さらに高用量のインターフェロンを用いた場合は,腫瘍縮小は認めず,63%の症例が減量または中断し治療継続不能であった(LF03213 2)Level 1b)。これらのインターフェロン単独治療のRCTにより,インターフェロン単独治療は,副作用のため耐容性が十分ではなく,また抗腫瘍効果が低いこと,生存期間延長もみられず,多くの副作用を伴うことが示された。そのためインターフェロン単独療法は肝細胞癌の化学療法にはならない。

【解説】

対象症例は少ないものの2件のRCTがあり,いずれも効果がないと結論しているため推奨の強さのグレードはDと判断した。しかし,いずれのRCTも少数例のみの検討である。

【参考文献】

 

yajurushiRQ:42へ | ページトップへyajirushi抗癌剤の副作用へyajirushi

 

第4章:化学療法

Resaerch Question. 43

化学療法の治療効果予測因子・予後因子は何か?

推奨

科学的根拠のある治療効果予測因子・予後因子はない。

(根拠の強さ:グレードC)

【サイエンティフィックステートメント】

肝細胞癌の抗癌剤による化学療法の治療効果予測因子および予後因子については,標準的な治療法が確立されていないものの,それぞれの治療法でさまざまな因子が検討されていた。治療効果予測因子としては4つの論文で検討されていた。血小板数(LF01918 3)Level 4),肝硬変の合併(LF01883 2)Level 3LF06218 12)Level 4),血清ビリルビン値,HCV陽性(LF01883 2)Level 3),片葉(LF02440 5)Level 4)が治療効果予測因子として統計学的に指摘されていた。

予後因子の検討は12の論文で検討されていた。治療として化学療法の有無とその奏効(LF00319 1)Level 2bLF02364 4)Level 4LF02516 6)Level 3LF07140 13)Level 4),腫瘍進展因子として血管侵襲,Okuda病期など(LF01883 2)Level 3LF02516 6)Level 3LF02803 7)Level 4),患者因子として,performance status(LF03107 8)Level 4LF03211 9)Level 4LF03238 10)Level 4),肝硬変合併と肝予備能(LF01883 2)Level 3LF01918 3)Level 4LF03107 8)Level 4LF03211 9)Level 4LF06218 12)Level 4),臨床症状,肝腫大,黄疸など(LF03211 9)Level 4)が挙げられている。検査成績としては血清ビリルビン,AFP,ALP,HBs抗原陽性などが統計学的有意差を示した(LF02516 6)Level 3LF03107 8)Level 4LF03264 11)Level 1b)。

治療効果予測因子と予後予測因子は報告によって一定ではなく,科学的根拠のある因子はなかった。

【解説】

治療効果予測因子や予後因子を中心に検討した論文は2つのみであった(LF02440 5)Level 4LF03211 9)Level 4)。いずれも全身化学療法を行った論文であった。さらに,論文の中に因子解析をしていた論文も検討した。治療効果予測因子はばらつきがあり,いまだ明らかではない。また予後因子についても,腫瘍因子として腫瘍進展度,患者側因子として肝機能が挙げられることが多いが,いずれの論文もエビデンスレベルの高い論文はなく,科学的根拠のある治療効果予測因子や予後因子は現在のところはっきりしないと判断した。このため推奨の強さのグレードは評価できず,根拠の強さとして言い切れる科学的な根拠がないグレードCとした。

【参考文献】

yajurushiRQ:43へ | ページトップへyajirushi | 第4章「おわりに」へyajirushi

抗癌剤の副作用

肝細胞癌化学療法に抗癌剤を使用する場合の副作用は,それぞれの薬剤にて異なってくる。

肝細胞癌のほとんどが慢性肝炎や肝硬変などの慢性肝疾患を背景に有するため,白血球,赤血球,血小板などが治療前より低下していることが多い。ほとんどの抗癌剤には副作用として骨髄抑制があるので,肝細胞癌に抗癌剤を用いる際には,その血液毒性に十分注意する必要がある。

その他の副作用に関しては,投与した薬剤により異なってくる。

以下に主に用いられる抗癌剤の副作用を示す。

●5-FU系(5-FUなど)

食欲不振,悪心・嘔吐などの消化器症状,下痢,全身倦怠感,消化性潰瘍,口腔内潰瘍,骨髄抑制,ビリルビン上昇

●白金製剤系(シスプラチン,オキサリプラチン)

好中球減少,血小板減少などの骨髄抑制,悪心・嘔吐などの消化器症状,腎障害,ビリルビン上昇など

●アントラサイクリン系(ドキソルビシン,エピルビシン,ミトキサントロン)

脱毛,好中球減少,消化器症状,粘膜炎,敗血症,心機能低下など

●エトポシド

脱毛,嘔気,好中球減少,血小板減少など

●イリノテカン

悪心・嘔吐などの消化器症状,粘膜炎,好中球・血小板減少などの骨髄抑制,貧血,全身倦怠感,高ビリルビン血症など

●ゲムシタビン

白血球減少,貧血,血小板減少,肝障害,皮疹など

●パクリタキセル

好中球減少,血小板減少,感染,アレルギーなど

yajurushi抗癌剤の副作用へ | ページトップへyajirushi

おわりに

肝細胞癌化学療法における研究は,他の固形癌,たとえば欧米より報告のある大腸癌のような大規模なランダム化研究はなく,100例未満,ほとんどが50例未満でランダム化されていないパイロット的研究であった。今回の「エビデンスに基づいた」という点からは,一部を除きレベルの高いものは少ない。

いまだに「どのような症例に,どのような抗癌剤を,どのように投与することが好ましいのか」という結論さえ出ていない状態である。

そのため化学療法を施行するにあたっては,少ないとはいえエビデンスに基づいて行うこと,またRCTによってよりエビデンスの高い肝細胞癌化学療法の情報の蓄積が必要である。

表1:肝細胞化学療法投与法・薬剤別奏功率
薬剤群別
症例数
奏効率(%)
文献ID
Study design
EVレベル
全身 単剤  
   
    doxorubicin
106
3.3
LF03063
RCT Level 1b
    doxorubicin
35
28
LF03311
RCT Level 1b
    doxorubicin
66
24.5
LF03238
CCT Level 4
    doxorubicin
52
11
LF03265
Cohort Study Level 4
    VP-16
18
   
    vindesine
16
0
LF02613
Cohort Study Level 4
    epirubicin
52
9
LF01957
Case-Control Study Level 4
    5-FU
25
28
LF02614
Cohort Study Level 4
    5-FU
20
0
LF01884
Cohort Study Level 4
    mitoxantrone
74
8
LF03107
CCT Level 4
    CDDP
17
   
    CDDP
42
2.3
LF06222
Case Series Level 4
    CDDP
28
15.4
LF02770
Cohort Study Level 4
    etoposide
24
5
LF06217
Cohort Study Level 4
    etoposide
18
0
LF06220
Case Series Level 4
    gemcitabine
28
17.8
LF02087
Case-Control Study Level 4
    gemcitabine
17
0
LF07144
Cohort Study Level 4
    topotecan
36
13.9
LF02416
Cohort Study Level 4
    irinotecan
14
7
LF01953
Cohort Study Level 4
    paclitaxel
20
0
LF02272
Cohort Study Level 4
全身 多剤  
   
    epirubicin, VP-16
36
39
LF02402
Cohort Study Level 4
    gemicitabine, doxorubicin
50
11.8
LF07139
Cohort Study Level 4
    epirubicin, CDDP, 5-FU
21
14.5
LF07141
Cohort Study Level 4
肝動注 単剤  
   
    doxorubicin
72
60
LF02215
RCT Level 1b
    epirubicin
20
8
LF02419
CCT Level 2a
    IFEX
19
37.5
LF02382
Cohort Study Level 4
    CDDP
67
37
LF01885
Cohort Study Level 4
肝動注 多剤  
   
    oxaliplatin, topotecan
13
77
LF01870
Cohort Study Level 4
    CDDP, etoposide
26
38
LF01918
Cohort Study Level 4
    etoposide, CDDP, 5-FU,
28
46
LF06216
Cohort Study Level 4
    doxorubicin
   
    CDDP, 5-FU(low FP)
9
44.4
LF06214
Cohort Study Level 4
    CDDP, 5-FU(low FP)
21
14.3
LF06215
Cohort Study Level 4
    CDDP, 5-FU(low FP)
52
71
LF00319
Case-Control Study Level 3
    CDDP, 5-FU(low FP)
7
33
LF06274
Cohort Study Level 4
    CDDP, 5-FU(low FP)
48
48
LF07140
Case-Control Study Level 4
    CDDP, 5-FU(low FP), LV
19
LV併用56
LF07142
RCT Level 1b
     
LVなし20
   
 
low FP:5-fluorouracil(5-FU)+cisplatin(CDDP), LV: leucovorin, VP-16:etoposide, IFEX:ifosfamide
RCT:randomized controlled trial, CCT:controlled clinical trial


表2:肝細胞癌インターフェロン併用化学療法奏功率
薬剤群別
症例数
奏効率(%)
文献ID
Study design
EVレベル
全身    
   
    CDDP, IFN
56
13.3
LF02516
CCT Level 3
    doxorubicin, IFN
22
10
LF02633
Cohort Study Level 4
    5-FU, IFN
29
18
LF02729
Cohort Study Level 4
肝動注    
   
    CDDP, IFN
68
33
LF02089
RCT Level 1b
    5-FU, IFN
11
73
LF07147
Cohort Study Level 4
    CDDP, 5-FU, IFN, MTX, LV
34
45
LF01916
Cohort Study Level 4
 
CDDP:cisplatin, IFN:interferon, 5-FU:5-fluorouracil, MTX:methotrexate, LV:leucovorin
CCT:controlled clincal trial, RCT:randomized controlled trial

 

yajurushi第4章「おわりに」へ | ページトップへyajirushi | 第5章前文へyajirushi