一般社団法人 日本肝臓学会

【B型肝炎】B型肝炎ワクチンについて知ろう!

どんなワクチン?

B型肝炎ワクチン(HBワクチン)はHBVの予防接種です。

4~6ヶ月間に3回の接種を行うことで、B型肝炎と将来の肝がんを予防できるとされています。接種は他のワクチン同様通常皮下注射で行われます。接種量0.25mLから0.5mLです。

HBワクチンの接種は世界180か国以上で行われており、ワクチンの中でも最も安全なものの一つです。

180カ国以上

いつワクチンを打つの?

乳幼児期に3回の接種を行った場合、ほぼすべての人がB型肝炎に対する免疫(HBs抗体)を獲得することができます。

獲得した免疫は少なくとも15年間持続することが確認されています。20歳代までに接種を行った場合も高い効果が期待できます。

ただし、HBワクチンの効果は年齢と共に低下します。例えば40歳を過ぎてからのワクチン接種により免疫を獲得できるのは約80%です。

お子さんへのHBワクチン投与に関しては、日本小児科学会のウエブサイトが参考になります。