キャリア支援・ダイバーシティ推進委員会

はじめに

キャリア支援・ダイバーシティ推進委員会　委員長　芥田　憲夫

日本肝臓学会キャリア支援・ダイバーシティ推進委員会は、女性医師のみならず、次世代の医師・研究者がキャリアを向上継続できるように支援することを目的として、平成21（2009）年に設立されました。

女性と若手の活躍が、これからの肝臓学会には必須です。個性と多様性を尊重し、一致団結できる肝臓学会を創り上げる必要があります。将来の肝臓学会を担う立役者が、将来より良い学会運営を行うためには如何にすべきか、性別・年齢・専門領域・職種を超えて、常に公平に活躍の場を提供し、お互いの意見を対等にぶつけ合う。自分自身の考えと力で将来の肝臓学会を創造するチャンスを提供する組織風土が必要です。我々が未来の若手に魅力的な肝臓学会を手渡せるよう、フラットな風土を創ることが会員数の増加、学会の持続と発展のためには不可欠です。更に、マイノリティの概念は経年的に変化します。現状把握と学会として適切に対応できていることを、常に確認していくことも求められます。

若手を惹きつけるためには、肝臓学会のBrand Identitiy確立が必要です。本委員会は、性別・年齢・専門領域・職種問わず一致団結できる、魅力的な肝臓学会を目指し、最終的に会員数の増加に貢献できるように精進して参ります。

キャリア支援・ダイバーシティ推進委員

活動内容

1. 女性会員と若手会員の座長・各種委員会委員への推薦、女性評議員の増員、女性理事の誕生などを目標とし、一定の効果をあげることができました。
2. 男女共同で支える肝臓病学の進歩と社会貢献のため、そして次世代の育成のために、肝臓学会総会と各支部会で、キャリア支援・ダイバーシティ委員会特別企画を開催しました。
3. 2021年に女性医師・研究者のキャリア継続支援と次世代の医師・研究者の育成を目標としたアンケート調査を実施し、第44回西部会において、その結果を報告しました。また、機関誌『肝臓』第63巻第6号にアンケート結果を投稿しました。

委員会活動

キャリア支援・ダイバーシティ推進委員会特別企画を開催してきました。