演題選定委員会
はじめに
演題選定委員会 委員長 坂本 直哉
演題選定委員会は公正な演題選定が行われ、活発な学会活動が維持されるようにサポートすべく活動を行っています。現在、『人を対象とする医学系研究に関する倫理指針』ほか関連指針、法令等により、倫理的な考え方が明確にされました。本委員会では学会のセッションの構成や内容を吟味するだけではなく、演題についても倫理的な観点、また利益相反の観点から適切に配慮がされているかどうかも判断し、学際的にも社会的にもより価値の高い学会活動が行われるように支援をしていきます。
演題選定委員
役員名 | 氏名 | |
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委員長 |
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委員 |
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内科 |
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外科 |
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基礎 |
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活動内容
理事2名と評議員の互選により選ばれた委員10名で構成される演題選定委員会は、学術集会の形式、演題募集の方法、シンポジウム、パネルなどのテーマの選定、司会者及び演者の選出、投稿された演題の審査、一般演題の選定及び座長の選出などについて審議することを目的としています。
委員会活動
演題選定委員会は、毎年6月に次年度の総会・大会の企画、プログラムについて審議し、8月には、委員会の代表者が当該年の部会演題選定委員会で応募演題について審議します。翌年2月には当該年の総会、5月には当該年の大会の応募演題について審議しています。
平成27年4月1日から施行された『人を対象とする医学系研究に関する倫理指針』では、介入を伴わない、侵襲を伴わない(あるいは軽微な侵襲を伴う)研究でも倫理審査委員会の承認が必要となっています。
『日本肝臓学会の演題応募に関する内規』では、次のように定められていますので、応募の際はご注意願います。
日本肝臓学会総会、大会及び部会の演題応募について次の通り定める。応募者は、本内規を遵守すること。
- 演題の内容
- 研究方法はヘルシンキ宣言及び国の定める倫理指針を遵守すること。
人を対象とする臨床研究に関しては、文部科学省、厚生労働省が平成26年12月22日に策定し、平成27年4月1日より実施された「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針」により、全ての臨床研究は、倫理委員会の承認を得る必要がある。侵襲を伴わない研究であって介入を行わないものについても倫理委員会の承認を得ること。なお、平成27年3月31日以前の臨床研究も含めて倫理上問題のある演題は不採用とする。 - 同一の発表内容を国内の他の学会で既に行った演題は採択しない。
また同一内容の二重投稿は認めない。 - 共同研究者、共同研究施設および関係する企業がある場合は、投稿前に承諾を得ておくこと。日本肝臓学会としてはこの問題に関与しない。
- 研究方法はヘルシンキ宣言及び国の定める倫理指針を遵守すること。
- 応募と採択方法
- 抄録の登録は、電子投稿のみ受け付ける。
- 投稿された原稿の内容は投稿システムで自動的に処理するので、内容およびタイプミスについては、投稿者の責任とする。
- 演題は、日本語か英語により記載する。
- 厳正な審査のために抄録のタイトルおよび本文の中には個人名、施設名および研究グループ名は記載してはならない。
なお、研究グループ名を記載する必要がある場合は、共同施設名として登録すること。 - 投稿の締め切りは厳守すること。演題の採択に時間を要するので、締め切り後の投稿及び締め切り延期の依頼は受け付けない。
- 医薬品等については、原則として一般名称で記載すること。
- 応募抄録は、演者および施設名を伏せて査読者に査読を依頼する。
複数の査読者による採点後、その平均点により採否を演題選定委員会にて厳正に審査する。
また、応募主題の採否および一般演題の口演あるいはポスターへの振り分けについても演題選定委員会で審査し決定する。