社会保険委員会
はじめに
社会保険委員会 委員長 寺井 崇二
委員会の最たる責務は、新規保険収載の要望が出された検査や手技、保険点数改訂の要請事項について検討し、診療報酬改定に向けた要望書を作成して厚生労働省に申請する事です。肝疾患診療の日々進歩は、画像診断、各種診断方法、分子標的剤、抗体製剤など治療剤開発と多岐わたります。これらの進歩に対応するため次世代の肝疾患診療に重要な項目を抽出しそれに対するワーキンググループを作り、エビデンスの構築をしていく活動も重要です。さらに申請に基づく厚生労働省からのヒアリングに対し、申請事項のそれぞれについて必要性、重要性を説明し、限られた医療費を効率よく使うための次世代医療の保険収載への要望の実現に努力していきます。また社会保険全般に関して他学会との連携や、厚生労働省など関係機関からの問い合わせに回答することも重要な役目になっています。肝疾患の総合的な対策推進のために専門医ならではの診療に必要な検査や手技が、保険収載され臨床の現場で実践できるよう活動しています。
社会保険委員
役員名 | 氏名 |
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委員長 |
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副委員長 |
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委員 |
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専門委員 |
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オブザーバー |
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活動内容
診療報酬等、社会保険制度に係る会員の各種要望・希望事項について審議し、それぞれに適切なアドバイスを与えるとともに、関係機関との調整を行っていきます。今後重要な“肝疾患に対するリハビリテーション”の導入なども視野にいれたワーキンググループの活動もしていきたいと考えており、必要に応じて各項目のワーキンググループを作り活動していきます。なお、当学会は、内科系学会社会保険連合に加盟し、社会保険委員長が同連合の委員として活動しています。
委員会活動
2026年度の診療報酬改定に向け準備を始めています。さらに新規の診断、治療法について学会および会員からの要望を受け、保険収載されるよう活動していきます。