和文誌編集委員会
はじめに
和文誌編集委員会 委員長 田中 靖人
和文誌『肝臓』の目的は、肝疾患に関する最新の研究、症例経験、治療の動向などを報告し、会員の知識を深め、技術の向上を図ることです。本学会の欧文誌『Hepatology Research』と共に和文誌をどのように位置づけ、共存させていくかは、多くの学会でも課題となっていることと思います。また、オンライン化が進む中で、冊子体を継続することの意義についても議論のあるところです。『肝臓』は第一に、“肝臓学を志す初学者の登竜門である”との位置付けであることを改めて周知いただければと思います。若手の先生、研究時間の確保が難しい先生など、日本文の書きやすさの利点を生かして、まずは、日本語で症例報告や原著論文を書いて『肝臓』にチャレンジして欲しいと思います。また、多くの会員にとって、日常診療の合間に冊子体を開いて、短時間で情報を入手したり、興味のある画像を眺めたりできるのも、重要な役目と考えています。今後も、会員皆様の関心の高い領域について各専門家による総説や特集を掲載し、座談会等も企画いたします。最新の治療ガイドラインや診療ガイドラインの改訂点を中心にご紹介できればと思います。また、学会各賞を受賞された先生の喜びの声や抱負、その他新たな企画にも挑戦していきたいと思います。和文誌『肝臓』の読み物としての楽しさ、情報発信媒体としての便利さを増していければと考えています。
和文誌編集委員
役員名 | 氏名 |
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委員長 |
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委員 |
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オブザーバー |
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活動内容
掲載論文等の査読、採択、編集、企画立案等の和文誌出版に関連する業務を行っています。
和文誌『肝臓』に掲載された図表の転載許諾を行っています。