ガイドライン統括委員会
はじめに
ガイドライン統括委員会 委員長 四柳 宏
ガイドラインの策定は学会主導で行われることが多くなっています。ガイドラインは患者、診療医の意思決定に大きな影響を持つため、その策定は公平、客観的になされなければなりません。さらに、そのことが透明性を持って公開されていることが求められるようになってきています。ガイドライン統括委員会は倫理委員会、利益相反委員会などと協力してガイドラインの策定に関する事項を統括します。さらに、ガイドライン及びガイド等の策定に当たり、他学会との関係を調整し、ガイドラインが適切に策定されるように活動を行います。
ガイドライン統括委員
役員名 | 氏名 |
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委員長 |
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委員 |
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オブザーバー |
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活動内容
各ガイドライン作成委員会(肝癌診療ガイドライン作成委員会、肝炎治療ガイドライン作成委員会、NAFLD/NASHの診療ガイドライン委員会、サルコペニア判定基準作成ワーキンググループ等)の委員選任の審議及び承認を行います。また各ガイドライン作成委員会が作成したガイドラインの査読、パブリックコメント内容の確認等を行います。
また、他学会と共同して策定するガイドラインの編集への協力、外部団体への情報提供等を行っています。
委員会活動
2022~2023年度は以下のガイドライン作成委員会およびワーキンググループの活動を統括管理致しました。
- 肝癌診療ガイドライン作成委員会
- 肝炎診療ガイドライン作成委員会
- アルコール性肝障害に関する指針作成ワーキンググループ
- 肝生検指針作成ワーキンググループ
2022年度~2024年度の出版物等は以下の通りです。
2022年8月 | B型肝炎治療ガイドライン(第4版)を学会ホームページに公開しました。 |
2022年10月 | 門脈圧亢進症のガイドを門脈圧亢進症学会と共同で発行しました。 |
2022年10月 | アルコール性肝障害(アルコール関連肝疾患)診療ガイドを発行しました。 |
2023年2月 | C型肝炎治療ガイドライン(第8.2版)を学会ホームページに公開しました。 |
2023年2月 | 肝癌診療ガイドライン2021年版(英語版)を学会ホームページに公開しました。 |
2024年5月 | 肝生検ガイダンスを発行しました。 |
また、日本医療機能評価機構の依頼を受け、「EBM普及推進事業(Minds)」の一環として、『肝癌診療ガイドライン 2021年版』をMindsに掲載しました。また、日本癌治療学会からの依頼で、がん診療ガイドライン掲載サイトに『肝癌診療ガイドライン 2021年版』を掲載致しました。