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肝臓専門医試験委員会

はじめに

肝臓専門医試験委員会 委員長 吉治 仁志

 肝臓専門医の使命として、①肝疾患全般の病態を理解し、的確な診断の下に患者さんごとに最適で最新な医療を提供し、肝発癌や肝疾患の進展を抑制すること、②肝炎対策基本法に沿った医療費助成制度などの施行に直接的にたずさわること、③国民への肝臓病の啓発活動を主体的に行い、潜在的な肝疾患患者さんのほり起こしと治療への勧奨を行うこと、④生活習慣関連肝疾患の増加に応じて、他の診療領域とも連携して新たな診療体系を構築すること、などが挙げられます。
 このような理念をもとに、肝臓専門医試験委員会では、専門知識と診断・治療能力と兼ね備えた肝臓専門医を選定するための活動を行っています。
 本邦の専門医制度は大きく変わりました。これまで学会が認定してきた肝臓専門医は、日本専門医機構が認定するようになります。しかしながら、認定する機関が変わりましても、肝臓専門医の選定を本委員会が担当することは変わりません。これからも疾病構造の変化や時代のニーズに沿った豊富な最新情報と臨床経験をもち、肝臓病の診断と治療を通して国民の健康に貢献し得る肝臓専門医を選定していきます。
 皆さまのご理解とご支援をお願い申し上げます。

肝臓専門医試験委員

役員名 氏名 所属
委員長 吉治 仁志 奈良県立医科大学 内科学第三講座
委員 石川 哲也 名古屋大学大学院 医療技術学専攻
井戸 章雄 鹿児島大学大学院 消化器疾患・生活習慣病学
小松 陽樹 東邦大学医療センター佐倉病院 小児科
汐田 剛史 鳥取大学大学院 遺伝子医療学部門
波多野悦朗 兵庫医科大学 肝胆膵外科
本多  彰 東京医科大学茨城医療センター 消化器内科
矢野 博久 久留米大学 病理学講座
吉田  寛 日本医科大学付属病院 消化器外科

活動内容

  • 肝臓専門医として必要な専門知識、臨床経験が備わっているかを評価する目的で、肝臓専門医認定試験問題を作成しています。中でも、肝臓や肝疾患に関する専門的な知識のみならず、肝臓専門医として適切な判断と治療が行えるかを評価できる試験問題を作成することを目標とします。また国の施策の一端を担うことから、法律や助成制度についての知識と理解を問う問題の選定も目指しています。
  • 肝臓専門医認定試験の運営と監督を行います。その後、試験の採点と結果の評価を行い、最終的に試験合格候補者名を肝臓専門医制度審議会に上申しています。
  • 肝臓専門医認定試験問題の解説依頼と雑誌肝臓への掲載計画、ならびに試験問題集の発刊の企画も本委員会の活動です。

委員会活動

  • 委員会を毎年春から夏にかけて3-4回開催し、肝臓専門医認定試験作成委員会委員(非公開)が作成した問題の中から、候補問題を慎重に選出し内容をbrush up の上、専門医認定試験問題として確定しています。
  • 毎年11月に開催される肝臓専門医認定試験では、中心的に運営監督を行い、その後、採点も担当し試験結果を総括して、最終的に試験合格候補者名を肝臓専門医制度審議会に上申します。
  • 過去の試験問題の中から解説にふさわしい問題を選出し、問題作成者に解説を依頼すると共に、雑誌肝臓への掲載計画を作成します。また2-3年に1度のペースで、雑誌肝臓に掲載された解説文を集計した肝臓専門医認定試験問題集の発刊についても企画します。