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一般社団法人日本肝臓学会肝臓専門医制度規則

 

平成25年6月5日 理事会承認
平成26年3月11日理事会承認

第1章 総則
第1条 この制度は、肝臓病学の進歩に則して、肝臓病を専攻する優れた医師を養成し、肝臓病の医療の向上を図り、もって国民の健康と福祉に貢献することを目的とする。
第2条 一般社団法人日本肝臓学会(以下「本学会」という)は、前条の目的を達成するため、本学会に肝臓専門医(以下「専門医」という)制度を設置する。
第3条

本制度の運営と維持のために専門医制度審議会(以下「審議会」という)を置く。審議会に関する事項は、別に定める。

2 審議会は、専門医と認定施設に関することを審議するとともに、認定についての諸制度を定めることを任務とする。

3 審議会に専門医試験に関する事項を処理するため、専門医試験委員会(以下「試験委員会」という)を置く。試験委員会に関する事項は、別に定める。

第2章 専門医の資格
第4条

専門医の認定を申請する者は、次の各号の条件を全て満たすものであることを要する。

(1)日本国の医師免許を有し、医師としての人格及び識見を備えている者

(2)申請時において本学会の会員である者。

(3)日本内科学会認定医、日本外科学会外科専門医、外科認定登録医、日本小児科学会小児科専門医、小児科認定医、日本医学放射線学会放射線専門医、放射線診断専門医、放射線治療専門医のいずれかの資格を有する者

(4)2年間の初期研修を終了後、本規則に定める認定施設、関連施設、又は日本消化器病学会専門医制度による認定施設、関連施設において、別に定める本学会専門医研修カリキュラムに従って、5年以上の肝臓病学の臨床研修を終了した者。ただし、このうち少なくとも1年は本規則に定める認定施設、関連施設において研修を行なうこと原則とする。

第3章 専門医認定の方法
第5条

専門医の認定を申請する者は、次の各号に定める書類を審議会に提出しなければならない。

(1)専門医認定申請書

(2)履歴書

(3)医師免許証(写)

(4)認定施設の研修修了証明書

(5)日本肝臓学会教育講演会を受講したことを証明する写

(6)日本内科学会認定医証(写)、日本外科学会専門医認定証(写)若しくは外科認定登録医認定証(写)、日本小児科学会小児科専門医認定証(写)若しくは小児科認定医認定証(写)、日本医学放射線学会専門医認定証(写)
第6条 審議会は、毎年1回、申請書類及び試験に基づいて審査を行う。
第7条

理事長は、審議会において専門医として認定された者に対して理事会の議を経て専門医証を交付する。

2 専門医証は、5年毎に更新し、その手続きは別に定める。

第4章 専門医の資格の喪失
第8条

専門医は、次の理由によりその資格を喪失する。

(1)正当な理由を付して専門医を辞退したとき。

(2)本学会の会員としての資格を喪失したとき。

(3)申請手続きに虚偽が認められたとき。

(4)専門医の更新を受けないとき。

第9条

理事長は、専門医としてふさわしくない行為があった者に対して、審議会及び理事会の議に基づき専門医の認定を取消すことができる。

第5章 認定施設の資格
第10条

認定施設としての認定を申請する診療施設は、次の各号の条件を全て満たすものであることを要する。

(1)消化器系病床として常時30床以上有すること。

(2)常勤の指導医1名、常勤の専門医1名以上が勤務し、十分な指導体制がとられていること。

(3)研修カリキュラムに基づく研修が可能であること。

(4)剖検室を有すること。ただし、当該施設に関連する施設を含むものとする。

2 認定施設の関連施設に関する条件は、別に定める。

第6章 施設認定の方法
第11条

施設の認定を申請する診療施設の長は、次の号に定める申請書類を審議会に提出しなければならない。

(1)施設認定申請書

(2)診療施設内容証明書

(3)指導医及び専門医の勤務に関する証明書

(4)研修計画書

第12条

審議会は、毎年1回申請書類によって審査を行う。

2 地域的背景及び教育的見地から審議会が特に必要と認めた場合、申請書類によらないで審査を行うことができる。

第13条

理事長は、認定施設として認定された診療施設に対して、理事会の議を経て本学会認定施設証を交付する。

2 認定施設の更新は5年毎に行う。認定施設の認定更新を受けようとする者は、以下に定める書類を審議会に提出しなければならない。

(1)認定施設更新申請書

第7章 認定施設の資格の喪失
第14条

認定施設は、次の理由により審議会の議を経て、その資格を喪失する。

(1)第10条に該当しなくなったとき。

(2)正当な理由を付して認定施設を辞退したとき。

(3)認定施設の認定更新を受けないとき。

第15条 理事長は、認定施設として不適当と認められたものに対して、審議会及び理事会の議を経て認定施設の認定を取消すことができる。。
第8章 指導医の委嘱
第16条

理事長は、専門医を育成するために肝臓病診療に関する豊富な学識と経験を有する者の申請に基づいて指導医を委嘱する。

2 指導医は、専門医の資格を取得した後,7年以上認定施設又はこれに準ずる診療施設において、常勤の勤務医として肝臓病の診療に従事している者で、申請時において継続12年以上本学会会員として肝臓病学の研究活動を行なっている者を原則とする。

第9章 指導医の申請
第17条

指導医の委嘱を受けようとする者は、次の各号に定める書類を審議会に提出しなければならない。

(1)指導医申請書

(2)履歴書

(3)肝臓病学に関する業績目録

(4)所属施設長の診療実績証明書

(5)12年以上本学会継続会員証明書

第18条

審議会は、毎年1回申請書類によって指導医の審査を行う。

2 地域的背景及び教育的見地から審議会が特に必要と認めた場合、申請書類によらないで審査を行うことができる
第19条

理事長は、審議会において指導医の資格ありと認められたものに対して、審議会及び理事会の議を経て指導医を委嘱する。

2 指導医の委嘱更新は5年毎に行う。指導医の委嘱更新を受けようとする者は、以下に定める書類を審議会に提出しなければならない。

(1)指導医委嘱更新申請書

(2) 所属施設長の診療実績証明書

第10章 指導医の資格の喪失
第20条

指導医は、次の理由によりその資格を喪失する。

(1)正当な理由を付して指導医の資格を辞退したとき。

(2)認定施設を退職したとき、あるいは認定施設が資格を喪失したとき。

(3)指導医の更新を受けないとき。

第21条 理事長は、指導医としてふさわしくないと認められた者に対して、審議会及び理事会の議を経て指導医の委嘱を取消すことができる。
第11章 本制度の運営
第22条

審議会に委員長を置く。

2 委員長は、審議会を管掌し、本制度の円滑な運営を図る。

3 委員長は、理事のうちから理事会の議を経て理事長が委嘱する。

4 委員長は、審議会を招集する。ただし、委員数の3分の1以上から会議の目的とする事項を示して請求があったときは、審議会は直ちに臨時審議会を召集しなければならない。
第23条 審議会は、委員の過半数が出席しなければ、その議を開き議決することができない。
第24条 審議会の議事は、出席者の過半数の同意をもって決し、可否同数のときは委員長の決するところによる
第25条 この規則に基づいて決定された事項は、本学会機関誌により会員に告知する。
第12章 規則の改廃
第26条 この規則の改廃は、審議会の議を経て理事会の承認を受けなければならない。
第13章 補則
第27条 この規則施行についての細則は、別に定める。
付則

1 この規則は、平成14年4月1日から施行する。

2 この規則施行に伴い、現に日本肝臓学会認定医として認定されている者は、この規則施行後は、「肝臓専門医」と呼称することができる。

3 この規則施行前、日本肝臓学会認定医として認定された者の認定医証は、この規則施行後の更新時に順次「肝臓専門医証」に切替えるものとする。ただし、特に希望する者には、別に定める費用を負担させたうえ、肝臓専門医証を交付することができる。この場合、専門医としての更新期間を延長するものではない。

4 この規則は、平成26年3月11日から施行する。