肝臓専門医専攻研修登録のご案内

2021年度の専攻医登録につきましては、詳細が決定致しましたら当ホームページにてご案内申し上げます。

未入会の方は、まず入会手続きをお済ませ下さい

  • ※入会手続き完了までにお時間がかかりますので、お早めに手続きください。
  • ※個人情報の取り扱いについて
    本学会内規に記載されておりますように、先生方のお名前等の各個人情報は本学会業務以外の目的で利用することは一切ありません。

指導医の先生方におかれましては、肝臓専門医専攻研修によって基本領域研修に影響が出ないように、ご留意頂きますようお願い申し上げます。

新しい肝臓専門医制度、および本学会を含むサブスペシャルティ領域の専攻研修全般に関する情報につきましては、日本肝臓学会ホームページ左上の「肝臓専門医」をクリックいただくと詳細がご覧いただけます。ぜひご確認ください。

専攻研修全般に関する情報は下記もご参照ください。

肝臓専⾨医専攻研修についてのQ&A

【専攻研修カリキュラムについて】

Q1 専攻医研修~専門医試験合格までの流れを教えてください。
A1 専攻研修中に研修カリキュラムに規定された疾患、症状・徴候を経験して、症例情報を肝臓専門医専攻医登録評価システム(以下、J-OSLER-Hと記載する)に登録します。また、検査・処置を経験し、基本的知識を取得したうえで、肝臓専門医専攻研修評価手帳に登録します。適宜、指導医により登録内容の達成度が確認されます。最終的にカリキュラムを修了した時点で、肝臓専門医専攻研修管理委員会(以下、管理委員会と記載する)と日本肝臓学会専門医制度審議会 研修評価ボード(仮称)が修了判定を行います。研修修了後、肝臓専門医認定試験に合格することで、肝臓専門医として認定されます。
Q2 肝臓専門医認定試験に肝臓学会入会期間の規定はありますか?
A2 肝臓専門医認定試験を受験するためには、継続4年以上日本肝臓学会の会員であることが必要となります。なお、受験は5年目から可能になります。
Q3 肝臓専門医認定試験の受験資格として入会が必須な学会はありますか?
A3 肝臓専門医認定試験を受験するためには、内科学会、外科学会(調整中)、小児科学会(調整中)、放射線学会(調整中)に入会し、いずれかの専門医資格を取得することが必須となります。
Q4 肝臓専門医認定試験のために学術集会・講演会への参加は必要となりますか?
A4 肝臓専門医認定試験を受験するためには、日本肝臓学会主催の学術集会と教育講演会を各1回以上受講することが必要となります。
Q5 内科・サブスペシャルティ混合タイプの内科専門医プログラムを選択した場合、サブスペシャルティとして肝臓専門医と消化器病専門医や消化器内視鏡専門医の専攻研修を並行して研修することは可能ですか?
A5 新制度では、基盤領域が内科である専攻医の場合、まず連動研修領域として消化器専門医の研修を開始することが基本となっています。肝臓と消化器内視鏡については、技術認定や特定の疾患対策等を深める補完研修領域と定められています。この「補完研修」においては、肝臓学会指導医が十分な研修を行ったと認めた場合、消化器専門医カリキュラム中にJ-OSLER-Hに登録していた症例などを肝臓専攻医研修の一部とみなすことが可能となります。即ち、消化器専門医カリキュラムを修了後において、肝臓専攻医カリキュラムを行う期間を短縮することが可能となります。消化器専門医を修得した後に初めて肝臓専門医研修を開始するのではありませんので、ご安心ください。
Q6 海外留学の期間は研修期間として認められますか?
A6 留学期間は専攻研修期間として、認められません。
Q7 研修期間中の産休・育休・疾病等の扱いはどのようになっていますか?
A7 妊娠・出産・育児あるいは疾病等による研修の休止は認められており、休止期間が6か月以内であれば研修期間を延長する必要はありません。内科学会専攻研修のプログラム制と異なり、肝臓学会専攻研修制度はカリキュラム制です。それぞれのライフ・スタイルに応じて研修を積み重ねて行ってもらうことが可能です。
Q8 専攻研修を他の地域に移動しても継続することは可能ですか?
A8 続けることは可能です。経験症例に関してはJ-OSLER-Hに登録しますのでどこからでも登録可能です。指導医評価に関しては、各専攻医に肝臓専門医専攻医手帳を各自保存して頂き、その時の指導医と共有することが可能です。
Q9 短時間勤務の場合でも専攻研修はできますか?
A9 所属する管理委員会の判断によります。専攻研修制度はカリキュラム制ですので、短時間勤務であっても必要な研修が行われていると判断されればカリキュラムを進めて行くことが可能です。
Q10 6ヶ月以上の初診を含む外来経験が必要とされていますが、肝臓専門外来ではなく、消化器専門外来、あるいは内科一般外来でも認められますか?
A10 所属する管理委員会の判断によります。研修制度はカリキュラム制ですので、肝臓専門外来でなくても肝臓病診療に必要な研修が行われていると判断されれば、カリキュラムを進めて行くことが可能です。
Q11 大学院生でも、診療を続けていれば専攻研修期間として認められますか?
A11 大学院生であっても専攻研修は可能です。ただし、肝臓病診療を行っている場合に限ります。臨床を行わず研究のみを行っている場合は認められません。
Q12 消化器内視鏡学会のように各施設で研修計画書の作成が必要でしょうか?
A12 必要ありません。学会として統一したカリキュラムですので各施設で作成頂く必要はありません。研修カリキュラムに従い肝臓専門医専攻医研修管理委員会のもと専攻医の指導を行って頂きます。
Q13 専攻医の登録は毎年年度初め(4月)となるのでしょうか?
A13 2019年度から開始している専攻医登録は2021年度も募集しますが、募集時期については現在検討中ですのでお待ちください。J-OSLER-Hを利用しての専攻医登録は、現時点では2022年4月開始を予定しております。
Q14 2015年度までの医師免許取得者に対する旧制度での移行措置期間は決まっていますか?
A14 2015年までに医師免許を取得した先生は、現制度の資格要件で2025年まで受験が可能です。

【専攻研修施設について】

Q1 認定施設でしたが、専門医が2名になり基準を満たさなくなりました。どうすればよいでしょうか?
A1 暫定指導医制度などを利用して認定施設取得を目指して頂きたく思います。現在認定施設で、専門医数が2名の場合など基準を満たさない場合は、地域性などを考慮して肝臓専門医制度審議会で審議いたします。
Q2 指導医あるいは専門医が不在の場合、専攻医の指導はできないのでしょうか?
A2 特別連携施設の場合は、消化器病専門医も専攻研修の指導が可能となります。「整備基準O」を参照下さい。
Q3 今後、認定施設でない施設で働く可能性もありますが、専門医カリキュラムの中断は可能ですか?
A3 カリキュラム制なので中断は可能です。

【症例登録について】

Q1 専攻研修で必要となる症例登録数を教えてください。
A1 専攻医研修手帳に挙げられた肝疾患、胆道疾患、腹膜・腹腔疾患の計42(35+6+1)疾患のうち、症例経験の到達目標が2(☆☆)または3(☆☆☆)に該当する疾患を中心として24疾患以上を経験し、100症例(最低70症例以上)の症例数を確保してください。また、専攻医研修手帳I-2に列挙される4つ(門脈圧亢進症を省く)の臨床症候をすべて経験し、20症例(最低でも14症例)を確保してください。専攻医の皆さんは原則3年間の研修期間中に上記の疾患、臨床症候を経験して専攻医研修手帳に登録し、指導医の承認を受けてください。なお、疾患経験と臨床症候経験の対象となる症例の重複は可能です。
Q2 経験した症例はどこかに保存できますか?
A2 肝臓学会は内科学会の症例登録システムJ-OSLERをカスタマイズしたJ-OSLER-Hを利用する予定です。J-OSLER-Hは2022年4月稼働を予定しています。
Q3 症例登録の際、必要な情報は何でしょうか?
A3 J-OSLER-Hに患者ID、疾患名、症状・兆候、担当期間、担当施設、指導医等の情報を登録します。
Q4 初期研修修了後、肝臓専門医専攻医登録を開始するまでの期間に経験した症例の登録はできるのですか?
A4 初期研修終了後から専攻医登録までに経験した症例につきましては、指導医が適切と認めた症例に関しては経験症例として登録が可能となります。
Q5 登録症例の承認は、指導医が施設に所属していれば問題ないですか?
A5 登録した症例の承認は指導医が行います。専門医、指導医の要件は所属している施設によって異なります。施設要件は「整備基準O」に記載していますのでご確認ください。
Q6 症例の到達度はどのようにして認定されるのですか?
A6 肝臓専門医専攻研修カリキュラムに記載されている疾患毎の到達目標をクリアし、知識、技能、態度を専攻医が取得できていることで、指導医が到達と判断します。

【肝臓専門医専攻研修管理委員会について】

Q1 肝臓専門医専攻研修管理委員会はどんな役割を果たすのですか?
A1 肝臓専門医を目指す専攻医が、円滑で充実した専攻研修が行えるように管理や調整を行うことが、管理委員会の役割の一つです。例えば、指導医との人間関係が難しいとか、研修カリキュラムに示された症例、技術、技能が経験できていないとか、病気、出産や育児、介護などで研修を一旦中断したいとか、様々な問題が生じた場合、専攻医は管理委員会に連絡し、それを受けて管理委員会では協議のうえ、適切に対応して専攻研修が完遂できるように支援します。
また、専攻医が修了判定を申請した時点で、肝臓専門医専攻医研修手帳ならびにJ-OSLER-Hを用いて専攻研修の修了判定を行うことも、管理委員会の役割の一つです。もとより、専攻医は研修中に経験した症例情報をJ-OSLER-Hに、また経験した技能・技術、取得した知識を肝臓専門医専攻医研修手帳に登録しており、指導医によって適宜、その内容は評価されていますので、管理委員会は指導医の評価をもとに修了判定を担うことになります。修了判定の結果は管理委員会より日本肝臓学会専門医制度審議会に上申され、専攻研修の最終的な修了判定が行われ、その後は、Q&A1-1の回答内容のとおりです。
Q2 肝臓専門医専攻研修管理委員会はどのようなメンバーで構成されているのですか?
A2 管理委員会は、専攻医が研修を受ける認定施設、関連施設、特別連携施設などの指導医(暫定指導医を含む)と専門医から構成されています。
なお、地域的な事情を考慮し、指導医1名でも管理委員会を承認する場合もあります。
管理委員会は、公平性、透明性を担保するために、2名以上の指導医、2名以上の専門医で構成されます。管理委員会を構成する施設が多数の場合、それぞれの施設から最低1名は管理委員会のメンバーに加わることが推奨されています。それによって施設間での情報交換がスムーズに行われ、専攻研修の管理や評価が公平かつ適切に行えるようになります。
Q3 県には認定施設が複数ありますが、大学に肝臓専門医専攻研修管理委員会をまとめた方がよいでしょうか?あるいは、認定施設毎に管理委員会を設置した方がよいでしょうか?
A3 管理委員会は、公平で透明性のある専攻研修が円滑に行われるように、複数の指導医や複数の専門医で構成されます。従って、大学が関連する認定施設をまとめて管理委員会を作ることは、管理委員会の設置目的に当てはまります。一方、大規模な認定施設の場合は、施設単独の管理委員会も認められます。各都道府県の状況により判断して頂きたく思います。
Q4 大学の関連病院で、肝臓専門医専攻研修管理委員会は大学が管理しているメンバーに入っています。この管理委員会はいつ開催されますか?
A4 管理委員会の運営はそれぞれの管理委員会にて実施しております。開催日については各管理委員会へご確認ください。
Q5 複数の大学医局から専攻医が来ます。既に双方で肝臓専門医専攻研修管理委員会が設置されていますが、どちらに属した方がよいでしょうか?
A5 各施設にて大学の担当者とご相談の上ご判断ください。なお、所属委員会は原則1つで、異動すれば変更が必要となります。

研修の進め⽅(イメージ図)

内科領域のサブスペシャルティ領域